2014-10

第2回『茗理正伝』勉強会

DSC_0018本日、第2回の『茗理正伝』の勉強会を行いました。

初回は、本荘小堀家の座敷で行いましたが、思いの外参加者が多く、また、畳に座っての聴講ではメモやノートも取りにくいので、今回は国際交流会館で開催しました。

使用した部屋は「国際会議室」。その名の通り熊本で国際会議が開催される時に使用される部屋で、30名以上が座れる楕円形の円卓に発言のためのマイクや同時通訳の音声を聞けるヘッドホンジャックなどを完備している会議室です。私は、かつて肥後銀行の国際部に勤務していたころ、一度何かの会合でこのテーブルに座った記憶があります。

プライベートの勉強会に使うには、いささか過剰設備の部屋だったかもしれませんが、日ごろ、使う機会は少ない場所かと思いますので、会員の皆さんにはちょっとした”非日常体験”になったのではないでしょうか。DSC_0023

講座は、『茗理正伝』の序文について。

菅原道伯という方が書いた漢文で、なかなかに手強い。大学受験以来、久々に返り点に相対しました。

原文の読み下し、難解な語句の解説、大意の説明という順序で講義が進められましたが、正直なところ理解が難しかった部分も多々あったように見受けられました。漢文で書かれている序文については、後日、詳しい資料を配布できるように手配したいと思います。

返り点に悪戦苦闘した後は、長順自身が記した日本語の”自序”に移りました。漢文に比べると、当たり前ですがスムーズに事が運びます。今後は、古文ではありますが基本的に近世の日本語ですので、講義のペースも上がるのではないかと考えております。

肥後古流の由来を記した『茗理正伝』。一人でも多くの会員の方に勉強していただきたい(私自身も含めて)と思います。

 

2014-10-25 | Posted in 宗家BLOG1 Comment » 

 

出水神社献茶式  長野 哲也

DSC_007410月19日。 群青の空の元、出水神社において、茶道肥後古流の献茶式が執り行われました。 出水神社は細川家歴代のお殿様を祀る場所ゆえ、古流を学ぶ我らにとって、出水神社の献茶式は特別に厳粛でありつつも心沸きたつ想いで式に臨みます。

祭主の祝詞からはじまり、まだ古流を学んで日の浅い自分では滅多に見ることのできない天目のお点前、他社中のお点前、日々精進している先輩方の点前、社中に由来する御道具群の拝見、普段は立ち入ることのできないお茶室で一服頂戴する… この1日の「茶道の黄金の体験」は、肥後古流門人にのみ許される「至福の時」であります。

僕自身は、このお献茶式では茶室「酔月亭」に入ることができるのをとても楽しみにしております。茶人だけが味わえるであろうこの空間を言葉にするのは少し難しくございますが、このような「至極の奥行き」を経験することは、必ずや日常生活に良い刺激を与えてくれます。

〜酔月亭にて西王母をながめて 自分のあるべき茶の湯とはなんぞと 己に問う~

式を終えて、これからも茶道をはじめ様々な故実の追究をして行こうという決意を新たに、まだ暑さの残る10月の参道を後にしたのでした。

2014-10-22 | Posted in 会員BLOGNo Comments » 

 

出水神社秋季例大祭献茶式

抜けるような青空のもと、出水神社秋季例大祭献茶式が執り行われました。

今回は小堀家が当番でしたので、天目の作法により細川幽斎公をはじめとするご祭神に濃茶を献じました。

出水神社の例大祭は、春季は4月22日から24日、秋季が10月18日から20日と決まっており、献茶式はいずれも中日と定められております。

肥後古流の宗家としては最優先の行事ですので、4月23日と10月19日は何としても仕事を休まなければなりません。

献茶を務めるようになってからは、1回だけ中国への出張と重なって調整がつかず、父に代わってもらったことはありますが、それ以外は皆勤しております。

今回はたまたま日曜日ということで、日ごろなかなか参加がかなわない方々にもお手伝いいただきました。

おかげさまで、無事、献茶式を務めることができました。ありがたいことです。

今回、初めて参加された方には、感想などを”会員ブログ”に投稿いただければ幸いです。

あっ、初めてではないベテランの皆さんの投稿も大歓迎ですよ。

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2014-10-19 | Posted in 宗家BLOGNo Comments »