2014-11

表千家同門会熊本県支部創立50周年

今年は、表千家同門会熊本県支部の創立50周年の記念の年ということで、11月29日に熊本ホテルキャッスルにて而妙斎宗匠、猶有斎若宗匠を御招きしての盛大なレセプションが開催され、肥後古流白水会を代表して出席して参りました。P1060134

改めて申すまでもなく、表千家は利休ゆかりの茶室”不審庵”を引き継ぐ利休直系のお家元です。”不審庵”の号は「不審花開今日春」の禅語から採られたということで人智を超えた自然の偉大さ、不思議さに感動する心を表しているそうです。表千家は、熊本(就中、細川家)とのゆかりが深く、三斎公は利休七哲の筆頭ともあげられる茶人で、利休蟄居の折、我が身の危険を顧みず淀の船着場にて見送られるほど利休を敬愛されており、その点前作法を変えることなく現世に伝える肥後古流を立てられました。また、当代而妙斎宗匠の奥様は細川護熙様の妹ですので、細川家とは御親戚になります。

さすがは天下の表千家同門会。祝賀レセプションには、細川家より佳代子様、護光様、蒲島熊本県知事、幸山熊本市長、吉丸熊本県文化協会会長など豪華な来賓が列席。上村秀生支部長の挨拶の後、而妙斎宗匠の祝辞、来賓挨拶と続き、猶有斎若宗匠の発声で乾杯と相成りました、蒲島知事の挨拶の時には、熊本県しあわせ部長にして最強のご当地ゆるキャラ”くまモン”も駆けつけ、同門会熊本県支部の50年の節目をお祝いしました。P1060138

利休直系として歴代の宗匠が時代の変化に適応した茶の湯のありようを追及されてきた表千家、君命に従い変革を拒んで今に至った肥後古流。現在の点前作法の所作なとは違っていますが、ルーツは同じ利休居士、「おもてなしの心」という茶の湯の本質に違うところはありません。熊本においては表千家、裏千家、肥後古流で執り行う合同茶会もありますし、文化協会の研修旅行で流派を超えた交流ができています。これからも流儀は違えど、茶の湯の志を同じくする者同士として茶道の普及、交流に協力していきたいと思いを新たにした晩秋の夜でした。

2014-11-30 | Posted in 宗家BLOGNo Comments » 

 

古流大会

DSC_0517_01本日(11月16日)、立田自然公園泰勝寺跡において平成26年度の古流大会を執り行いました。

近世細川家二代にして肥後古流の始祖である細川忠興(三斎)公の遺徳を偲ぶ、古流の者にとっては大切な茶会です。

仰松軒での三斎公への献茶は、今回武田家の当番。小堀家白水会は、細川邸東書院の濃茶席とご祠堂前の野点席を担当しました。

朝方はどんよりとした曇り空で、結構な冷え込みに足先が冷たく感じられましたが、

お昼ごろには日差しも感じられるようになり、天気には恵まれたかと思います。

公園内の池の端や細川邸内の紅葉も茶会に彩りを添えて、心豊かに一日を過ごすことができました。

桃山期の利休居士の茶の湯の精神・作法を平成の現世に伝える肥後古流。

僭越な表現をお許しいただければ、茶の湯文化のタイムマシンと自負しております。

これまでも、これからも、変わることなく古流の茶を守っていかなければと、思いを新たにした秋の一日でした。

2014-11-16 | Posted in 宗家BLOGNo Comments »