2015-12

雑誌”ESPRESSO”に取り上げられました

㈱地域情報センターが発行されている”くまもと経済”の別冊誌❝ESPRESSO【エスプレッソ】❞Vol.17の特集記事に私と肥後古流について取り上げていただきました。「人生の物語 モノ・コト・ヒトとの出会い」と言うタイトルで、人生にとってかけがえのないものやことにまつわるストーリーやヒストリーなどを語るという内容ですが、蒲島県知事はじめ錚々たる方々と同じ記事に入り込んでしまい、恐れ多い限りです。

私の記事では、初めに肥後古流と小堀家の歴史を説明していただいた後、「利休直流の茶」を支える拝領の茶道具として、三斎公作の竹花入“かたつむり”と重賢公作の竹茶杓“いはを”を紹介しています。

三斎公は言うまでもなく利休七哲の第一人者として、利休に忠実な作法を残した肥後古流の祖と言える方ですので、三斎公から拝領した道具は小堀家にとって、肥後古流にとってまさにかけがえのないものとして子々孫々まで守り伝えなければなりません。

また、“いはを”は「肥後の鳳凰」と称された名君重賢公から小堀家三代長順が拝領したもので、長順は「肥後の茶博士」と言われた優れた茶人でした。名君から名人が拝領した茶杓と言うことで、これもまた小堀家にとっては家宝です。

雑誌の表紙は、宇土藩五代の細川興文公(月翁公)御筆の書状と、御作茶杓“狩り場”と“かたつむり”の花入。一番上の写真で私が手に持っている茶碗は、細川護熙様作の井戸茶碗です。これらの細川家ゆかりの茶道具を使いながら、利休の茶の湯を今に伝える肥後古流を守り育てていかねばならないと、改めて感じたことです。

このほかにも、永青文庫研究センター長稲葉継陽先生の信長の書状に関する考察やリストランテ・ミヤモトの宮本けんしんシェフのイタリア紀行など、読み応え十分の記事も掲載されておりますので、是非ご一読いただければと思います。

2015-12-26 | Posted in 宗家BLOGNo Comments »