宗家BLOG

あれから1年、二の丸広場

熊本地震から1年。

熊本城の桜は、今年も例年通り美しく咲きました。快晴の二の丸広場から見上げる大天守のそばでは、城の復興への具体的アクションが始まったことを象徴する大型のクレーンが稼働していました。DSCN0561

現在、二の丸広場には野外ステージが設けられ、様々なステージイベントが行われています。DSCN0557熊本城内でのステージイベントに対しては、賛否両論、様々な意見があります。特別史跡内でステージイベントを行うこと自体が怪しからんいう考えの方もおられますが、私個人としては、二の丸広場に多くの人が集まり傷ついた熊本城の姿を目の当たりにすることは、熊本地震からの復興への機運を高め、地震の記憶を風化させないという意味において、有意義なことではないかと考えております。3月初めに行われた二の丸広場でのイベントに若干関与しましたが、イベントのスタッフ、キャストの皆さんは熊本を元気づけようと、真摯に取り組んでおられると感じました。DSCN0354史跡を傷つけないという前提のもとに、復興に資する催しの場としてステージを有効に活用していただければ良いのではないかと思います。

さて、ステージイベント鑑賞などで二の丸広場にお出かけになった場合、せっかくですからステージのすぐ後ろにある熊本県立美術館まで足を延ばしてみることをお薦めします。

本日から、別棟の永青文庫常設展示場で「震災と復興のメモリー@熊本」展が始まりました。DSCN0555これまで熊本で発生した大地震やいわゆる“島原大変、肥後迷惑”などの災害とそれから立ち直った肥後・熊本の歴史が古文書や絵図、古写真などで雄弁に語られています。非常に興味深い展示で、震災の記憶を風化させることなく、今後の防災に活かしていける必見の展覧会だと思います。

また、本館2階では「土佐の竜馬、肥後の小楠」展が開催中されています。幕末から明治にかけて大きな足跡を残した坂本龍馬と郷土の偉人横井小楠の事績を、新出資料を交えた展示で学ぶことができます。1階の展示室では、福岡市美術館・北九州市立美術館のコレクション展「夢の美術館」も開催中です。

ステージでは音楽を中心とした動的な文化活動、美術館で歴史や美術に触れる静的な文化活動。1日で2度楽しめますよ(^_^)v

DSCN0558

2017-04-14 | Posted in 宗家BLOGNo Comments » 
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