宗家BLOG

利休忌

春分の日の3月21日、肥後古流白水会の利休忌献茶を執り行いました。DSC_0230_01DSC_0218_01

利休が切腹したのは天正19年2月28日ですので、白水会では通常はもう少し早い3月上旬ころに行うのが通例ですが、今年は諸般の事情で少し遅めとなりました。

2月28日と言っても旧暦ですので1ヶ月くらいのずれがあり、天正19年は閏正月もあったので、現在の暦では4月20日過ぎになります。それゆえ、利休忌には菜の花を飾るのがならわしで、季節感から言えば相応しいとも言えるでしょう。DSC_0228_01

桜の便りが聞こえておりますが、今日はあいにくの冷たい雨。それでも足元の悪い中参加した一同は、細川月翁公所持と伝わる利休木像の前で、今年一年の精進を誓いあいました。

 

2018-03-21 | Posted in 宗家BLOGNo Comments » 

 

平成30年初釜

1月13日、14日の2日間にわたり、肥後古流白水会小堀家の初釜を執り行いました。DSC_0227

昨年は、地震の被害のため小堀家の座敷が使用できなかったため、泰勝寺の細川家書院をお借りしての初釜でしたが、今年は無事に自宅で行うことができました。DSC_0239 DSC_0240

特に昨13日は冷え込みが厳しく、軒先の蹲の水が厚さ7~8ミリほど凍っていました。寒のうちに行う初釜では、「寒中点て」という厳寒期の特別な作法で茶を点てますが、今年は正に「寒中点て」にふさわしい気候となりました。 DSC_0242DSC_0230

18日には泰勝寺仰松軒での献茶式を務め、茶道宗家の暦が動き始めます。

2018-01-14 | Posted in 宗家BLOGNo Comments » 

 

熊本県芸術文化祭前夜祭

9月5日、ホテル日航熊本において第59回熊本県芸術文化祭前夜祭が行われ、900名を超える参加者が文化祭の成功を祈念しました。DSC_0218

茶道関係では、10月9日に泰勝寺で合同茶会が催されます。熊本地震で損傷した仰松軒の状態が気にかかるところですが、先日訪れた時は外観の修復工事は順調のように思えました。ただ、竹垣が朽ちているところが散見される、待合の障子は手つかずの状態など、更に手を加える必要はありそうです。

前夜祭では熊本県芸術功労者の顕彰式も併せて行われ、肥後古流白水会の小堀啓子相談役が表彰されました。IMG_2791

芸術功労者は、滿80歳以上で現役として芸術文化活動に携り、かつ後進の指導に尽力してる方を顕彰する制度です。

かつては、80歳現役と言うのがかなり高いハードルだったようですが、最近は長寿社会となったため、文化懇話会会員の中でも対象となる方が200名を超えており、なかなかに狭き門。今回は14名が表彰されました。

啓子相談役は今年1月に滿80歳になったばかりですが、小堀家に嫁いで以来約60年にわたり茶道肥後古流の伝統継承に努めてきたことを評価され、今回の受賞となりました。DSC_0221

表彰式では、たくさんの方を前に壇上に上がり、かなり緊張の様子。DSC_0228

それでも、孫の矢田七海から花束を受け取ると笑みがこぼれていました。DSC_0229

自宅には、茶道関係者を中心にたくさんお花が届けられました。ありがたいことです。IMG_2788

2017-09-10 | Posted in 宗家BLOGNo Comments »